起業家が最初にやるべき商品作りのファーストステップ|自分史の書き方完全ガイド

こんにちは、舟まゆです😀

講師・コーチ・コンサルタントの皆さん、商品作りに悩んでいませんか?

実は、魅力的な商品を生み出すためには、まず自分自身の体験を棚卸しすること、つまり「自分史」を作成することが欠かせないんです!

自分史を書くことで、あなた独自の強みや価値観、そして成功ノウハウが明らかになり、それを商品作りに直接活かすことができるようになります。

この記事では、すべての起業家がまず取り組むべき「自分史」を書くことで、具体的にどうビジネスが変化するのか。

そして、自分史の書き方の具体的な手順をステップごとに詳しくお伝えします。

自分史を書くことで商品作りが一気に前進する方法が知りたい方は、ぜひ最後までお読みください!

なぜ自分史が商品作りに必要なのか?

自分史を書くことは、あなたの商品・サービス作りに直結する重要な作業です。以下のような点で、自分史は商品作りに大きく役立ちます。

1. 商品コンセプトとなる、「価値観」と「ターゲット」が明確になる

自分史を書くことで、あなたがこれまでの人生で培ってきた強みや専門性、独自の経験が明らかになります。掘り起こし、自らの行動を振り返ったり、その時の気持ちを思い出すことで、あなたが商品を通して提供したい「本質的な価値」が明確になるでしょう。

さらに、商品コンセプトに重要な、「誰」を「どこ」に導きたいのかのヒントも見つかります。それが、過去の自分の場合もありますし、過去に出会った人になる場合もあります。

2. ターゲット顧客の課題解決につながる「ノウハウ」が見つかる

自分史を振り返る中で、ターゲット顧客の抱える課題や悩みを解決するヒントとなるノウハウが見つかります。あなたが過去に直面した困難や、それを乗り越えた経験は、顧客が求める解決策の原石となるはずです。そして、その解決策を「どんな手順」でおこなったら解決したのか、その手順自体も商品作りに活かせるはずです。

3. 商品のオリジナリティを高める「ストーリー」が得られる

自分史は、あなたにしかない唯一無二のストーリーです。これを商品作りに活かすことで、他者には真似できない独自性の高い商品を生み出せます。特に、崖っぷちから挽回したエピソードには、あなたの価値観や信念、問題解決力が凝縮されています。自分史から得られた教訓やエッセンスを商品に織り込むことで、あなたらしさが詰まったオンリーワンの商品になるでしょう。

自分史とは?

自分史は、単なる思い出話以上の重要な意味を持っています。特に私たちオンライン講師、コーチ、コンサルタントにとっては、非常に価値のあるものなのです。

自分史は過去の記録にとどまりません。それは、あなたの専門性と価値観を効果的に伝えるツールです。商品開発の際はもちろん、潜在顧客との信頼関係構築や、商品の価値を裏付ける重要な役割を果たします。

あなたの経験、知識、そして情熱を織り交ぜた自分史は、ウェブサイトやSNSのコンテンツの核にもなります!

自分史の書き方の具体的な手順

自分史作成の具体的な手順は以下の通りです。

Step1. 過去の経験を棚卸しする

まずは、これまでの経験を思い出し、リストアップします。学生時代のアルバイトから現在に至るまで、幅広く書き出しましょう。特に、崖っぷちに立たされた経験や、そこから挽回したエピソードは重要です。

具体的な棚卸し方法:

  • 年表形式で、年ごとに主な出来事を書き出す
  • 学生時代、社会人1年目、転職、独立など、人生の節目ごとに区切って書き出す
  • 仕事だけでなく、プライベートな出来事も含める
  • 人生のターニングポイントとなった出来事を中心に書く
  • 恥ずかしい、言いたくないエピソードから書いていく
  • インタビューをしてもらい深掘りをしてもらう(音声記録しておくと◎)
  • 人の自分史を読んで似たような体験がないか考える

「これ書いてもいいのかな…」「言いたくないな…」「引かれそう…」と思うようなことも、まずは書き出してみることがポイントです。それが今のあなたを作っている要素なので、自分史の重要なキーポイントになります。削除することはいつでもできるので、まずは書き出してみましょう!

Step2. キーとなる出来事を選ぶ

リストの中から、自分の人生や事業に大きな影響を与えた出来事を3〜5つ選びます。それがあなたの自分史のキーとなります。

キーとなる出来事の選び方:

  • 人生の転機となった出来事
  • 大きな失敗や挫折の経験
  • 成功体験や達成感を味わった出来事
  • 自分の価値観が形成されたきっかけとなった出来事

Step3. エピソードを膨らませる

選んだ出来事を中心に、エピソードを具体的に書いていきます。その時の状況や心情、得られた教訓などを交えて、ストーリーを作ります。

エピソードの膨らませ方:

  • 5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を意識して具体的に書く
  • 感情や心情を込めて、臨場感を持たせる
  • 出来事から学んだこと、得られた教訓を明確にする
  • 後の人生や事業にどのような影響を与えたかを書く

Step4. 自分の軸を言語化する

エピソードを通して見えてきた、自分の価値観や信念を言語化します。事業への想いや、大切にしていることなどを明確にしましょう。

自分の軸の言語化の仕方:

  • 自分にとって譲れない、外せない価値は何か
  • どんな想いでこの事業をしているのか
  • 大切にしている信念や行動指針は何か
  • 商品やサービスを通して、どんな価値を提供したいのか

Step5. 推敲する

書き上げた自分史を何度も読み返し、推敲を重ねます。言葉の選び方や表現を吟味し、より伝わりやすい文章に仕上げましょう。

推敲のポイント

推敲のポイント

自分史を商品作りに活用するための自分史は、以下の5つのポイントを意識してみましょう。

1. 商品づくりに役立つエピソードが十分に書かれているか

  • 自分の強みや専門性が発揮されたエピソード
  • 崖っぷちから挽回したエピソード
  • 顧客の課題解決に役立つ経験やスキル

2. エピソードから学んだ教訓や価値観が明確に言語化されているか

  • 商品コンセプトにつながる教訓や価値観
  • 顧客に提供したい価値や解決策との関連性

3. ターゲット顧客に伝わりやすく、共感を呼ぶ文章になっているか

  • ターゲット顧客の課題や悩みに寄り添った表現
  • 感情や心情を込めた臨場感のある描写
  • 専門用語の説明や平易な言葉での解説

4. 商品アイデアのネタとなるようなオリジナリティがあるか

  • 他者にはない独自の経験や視点
  • 自分らしさや個性が感じられるエピソード
  • 商品の差別化につながるストーリー

役立つテンプレートの紹介

自分史作成をスムーズに進めるために、以下のテンプレートを活用することをおすすめします。

年表形式の自分史テンプレート📅

  • 年表形式で自分の人生を振り返ることができるテンプレートです。
  • 幼少期から現在に至るまでの主要な出来事を時系列で書き出していきます。
  • 時系列に沿って書くことも、記憶に強く残っているエピソードから書き始めることもできます。
  • 各出来事について、「できごと・エピソード」「感じていたこと・考えていたこと」「経験から学んだこと」を書き出すことで、自分史をより深く掘り下げることができます。

自分史作成の3つの手法

自分史作成には、以下の3つの手法があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法で取り組んでみてください。

1. 独力で書く方法📝

  • 自分の内省力を頼りに、一人で自分史を書き進める方法です。
  • 静かな環境で、自分と向き合う時間を確保することが大切です。
  • テンプレートを活用しながら、自分のペースで進められます。
  • スキマ時間を活用して、少しずつ自分史を完成させていくのも効果的です。

2. インタビューを受ける方法🎤

  • 他者からインタビューを受けることで、自分史を引き出す方法です。
  • 家族や友人、同僚など、自分のことをよく知る人に協力してもらいます。
  • 質問に答えることで、自分では気づきにくい点や忘れていたエピソードが明らかになります。

3. 音声入力とAIを活用する方法🤖

  • 音声入力ツールを使って自分史を話し、AIに文字起こしをしてもらう方法です。
  • 話すことで、自然な言葉で自分の経験を表現することができます。
  • 文字起こしされたデータをAIに入力し、文章を整えてもらうことで、自分史の完成度を高められます。
  • AIを活用することで、客観的な視点から自分史を見直すことができるでしょう。

独力で書く方法は、自分のペースで進められる一方で、行き詰まることもあるかもしれません。その場合は、インタビューを受けるのも手です。

私は音声入力とAIを活用して書き上げましたが、少し複雑になるので、音声入力とAIについての方法はまた別の記事で詳細を紹介します。

完成基準

自分史を商品作りに活用する観点から、以下の3点が満たされた状態を完成とみなすことができます。

  1. 商品づくりに役立つ強みや専門性、挽回エピソードが十分に盛り込まれている
  2. エピソードから得られた教訓や価値観が、商品コンセプトに反映される形で言語化されている
  3. ターゲット顧客に伝わりやすく、共感を呼ぶオリジナリティのある文章に仕上がっている

まとめ

自分史は、講師・コーチ・コンサルタントにとって、かけがえのない資産です。自分や事業を見つめ直し、強みや価値観を再確認することで、商品作りの方向性が明確になります。特に、崖っぷちから挽回したエピソードは、あなたの商品の原石となる重要な要素です。

自分史作成は、一見ハードルが高く感じるかもしれません。しかし、過去の経験を棚卸しし、キーとなる出来事を選んで、エピソードを膨らませていくことで、着実に完成に近づくことができます。自分の軸を言語化し、推敲を重ねることで、より説得力のある自分史に仕上げましょう。

作っておくことで、あなたの事業の羅針盤となり、魅力的な商品作りを後押ししてくれることでしょう。そして、ビジネスで迷った時に立ち返る場所ができます。

自分史作成は一度で完璧を目指す必要はありません。まずは小さなエピソードを書くことから始めて、徐々に内容を膨らませていくことが大切です。

ぜひ、自分史作成に取り組んでみてくださいね!あなたの商品作りが一段階レベルアップすること間違いなしです!

今すぐ取り掛かって、あなたオリジナルの魅力的な商品を生み出していきましょう😊

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