生成AIのマーケティング活用実例(ステップメール編)

こんにちは、舟まゆです😀

今日は、ステップメールの作成について、私の最新の経験をお話しします。

つい最近、40通のステップメールを1日で作成してセットアップしたんです。これって、以前なら考えられないことでしたよね。

この方法を使えば、あなたも効率的に高品質なステップメールを作成できるかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。単純にAIに頼るだけでは、望む結果は得られません。

本当に効果的なステップメールを作るには、少し工夫が必要なんです。

AIを活用したステップメール作成の準備

ここからが重要です。私が実践している方法を詳しくお伝えしていきますね。

まず、AIを活用する前の準備が鍵となります。

以下の4つの要素を用意することで、AIの性能を最大限に引き出せます。

step1. 過去の成功事例のデータ

セミナー誘導など過去に成功したステップメール一式を用意します。配信時間帯も分かればいれてください。

もし、開封率の高かったタイトル、クリック率の高かった本文などもわかるとより良いですが、わからなかったら大丈夫です!

ご自身の成果が出たステップメールがまだない場合は、ライバルのステップなどをまとめておいて使うのもアイデアです。

step2. ターゲット情報

ペルソナを設定します。年齢、職業もそうですが、どちらかというと、悩みやなぜ解決できていないのか、望む未来など心理面を洗い出しておくことが大切です。

例:「マーケティングスキルを上げたいが、日々の業務に追われて学習時間が取れない。将来は独立してコンサルタントになりたいと考えている」

step3. 商品情報

提供する商品やサービスの特徴をまとめます。具体的には、以下のような項目を挙げていきます。

  • 商品・サービスの名称
  • 価格(割引がある場合はその条件も)
  • 主な特徴や強み(3-5つ程度)
  • 他の類似商品との差別化ポイント
  • 利用者の声や成功事例
  • 保証やサポート内容

情報は多い方が良いですが、すべて必要なわけではありません。わかる範囲で大丈夫です!

少なすぎると一般的な内容を作りがちなので、出力された情報を見ながら、必要に応じて情報を追加してください。

step4. あなた自身(送り手)の情報

あなたの経歴、専門分野などをまとめます。そして、あなたの文体の見本も追加してください。メルマガやブログなどの既にあるものでOKです。

これがあることで、あなたが書いたような文章を生成することができます。

AIを使ったステップメール作成のプロセス

これらの事前情報を準備したら、いよいよAIの出番です。私の場合、以下のようなステップで進めました。

ステップメールをAIで40通作成した手順

💡point1 AIに必要な情報を送信する
事前に準備した情報を貼り付けるか、テキストファイルに内容ごとにまとめて添付し、AIに読み込ませます。(ここが一番重要)

💡point2 最初の指示出しをする
「この見込客に、この商品を、この構成で、この文体で紹介するステップメールを作成してください」と具体的にファイル名を指定して指示を出します。

💡point3 調整をして、1通目を完成させる
まず1通目のメールを作成してもらい、細かく調整します。
例えば、「もう少し共感される口調で」と指示を出し直したり、他にも「私はこういった言葉は使わないので、別の表現にしてください」「見込客はこの言葉は馴染みがないのでこの言葉に置き換えてください」など伝えたりします。ここは少し時間がかかりますが、重要なステップ。しっくりくるまで壁打ちをしていきます。

💡point4 調整をして、1通目を完成させる
1通目の調整が終わったら、残りのメールを作成します。このとき、「1通目と同じトーンで、2-5通目を出して」と指示すると良い結果が得られました。 一気に全部アウトプットするのではなくこまめに出すと良いと思います。
 
この方法で、イチから作って、約5時間で40通のステップメールを作成しました。

一回このセットを作って終えば、次回以降はもっと時短が可能です。

そして何より、今回作成した有料セミナーへの誘導メッセージからのセミナー参加率は13%かなり高い反応を得ることができました。

時短して反応が良いものが作れる、これがAI×マーケティングの最大の利点だと思います。

AIの出力を調整する重要性

重要なのは、AIは優秀な助手ですが、あくまでもツール”です。

最終的な判断や微調整は、あなたの経験と直感に委ねられます。そして、その勘は結構大事だったりします。

具体的な調整例をいくつか挙げてみます。

  1. 語尾の調整
    例えば、AIが「〜だよね。」「〜だよ。」と自分の口調とは異なる文末を多用している場合、例えば、「〜です。」「〜なんです。」と変更する指示を与えます。

  2. 業界用語の適切な使用
    見込客によっては、専門用語をそのまま使うよりも、わかりやすい言葉に置き換えたほうが効果的です。内容を見て、伝わりづらそうな場合はそういった指示をして調整をしてください。

  3. 具体例の追加
    AIが一般的な説明をしている部分に、自分の経験や顧客の成功事例などの具体例を追加します。

この方法は一度習得すれば、他のシーンでも応用できます。

例えば、商品説明のページや、SNSの投稿文作成に応用可能な方法です。

ステップメール作成など、マーケティングや実務にAIを活用するのは、最初は慣れないかもしれません。

でも、少しずつコツを掴めば、きっと形になるはずです。将来の時短を考えると、挑戦する価値は十分にあると思います。

ぜひ自分なりのAI活用法を見つけていってくださいね。一緒に、より効果的なマーケティングの形を見つけてい蹴たらと思います!

では、また!

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