マーケティングの自動化で私が気をつけている5つのこと

こんにちは、舟まゆです😀

今日は、オンラインで講座やコンサルティングを提供している皆さんに、とてもワクワクするお話をしたいと思います。マーケティングの自動化について、私が日々の実践で気をつけている5つのポイントをご紹介します。

これらのポイントを押さえることで、効率的かつ効果的な自動化が実現できます。きっと皆さんのビジネスにも役立つはずです!

1. 自動化すべきことと人間がすべきことを見極める

自動化は便利ですが、全てを機械任せにするのは危険です。私がいつも心がけているのは、「自動でできること」「人がやるべきこと」をしっかり見極めることです。

自動化に向いていること
  • お客様が初めて登録したときの案内メール
  • 定期的なお知らせや情報提供
  • よくある質問への回答
  • 商品購入後の使い方案内
人が直接対応した方がいいこと
  • 高額な商品のクロージング(お互いのマッチングのため)
  • お客様の特別なニーズに応える提案
  • 複雑な悩みの相談対応
  • 個別メッセージのやりとり

例えば、私のお客様で高額のコーチングを提供している方がいます。最初の案内は自動メールで送りますが、実際の販売の話は必ずZoomで直接行うようにしています。
その結果、契約してくれる人が30%も増え、長く続けてくれるお客様も増えました。

自動化は便利な道具ですが、それ自体が目的ではありません。最終的には、お客様の満足度を上げ、ビジネスを成長させることが大切です。

2. 段階的に自動化を進める

自動化がうまくいかない原因の多くは、一度にたくさんのことを自動化しようとすることです。私も以前は欲張って失敗したことがあります。その経験から学んだのは、少しずつ段階的に自動化を進めることの大切さです。

具体的には、以下のようなステップを踏むことをおすすめします。

  1. まずは単純なステップメールの配信から始める
  2. 次に、メール内のリンクをクリックした人にタグやラベルを付ける
  3. そのタグに基づいて、さらに細かい配信を設定する

このように段階的に進めることで、各ステップでの問題点を把握しやすくなり、より複雑な自動化へとスムーズに移行できます。

3. 柔軟な思考で自動化を設計する

自動化の方法は一つではありません。同じ目的を達成するのに、複数のアプローチが存在することがよくあります。

例:興味を持った人だけに特定の情報を配信したい場合
  • ラベルをつけて配信する方法
  • クリックした人を別のシナリオに誘導する方法
  • 画像タップをトリガーにする方法

など、様々な選択肢があります。

私の経験では、一つの方法にこだわりすぎずに、目的達成のための最適な方法を柔軟に考えることが重要です。時には、想定外の組み合わせアイデアが、より効果的な自動化につながることもあります。

4. 小さくテストを繰り返す

今のように複雑な自動化ができるようになるまでの段階を思い出してみると、私は以下のような流れで少しずつ理解しながら、自動化のステップを作ってきました。

自動化のステップ
  1. 単純な自動返信メールを設定
  2. 複数のメールを連続で送る仕組みを作成
  3. メールの開封やリンクのクリックを追跡する機能を追加
  4. クリック履歴に基づいて異なるメッセージを送る仕組みを導入
  5. 複数のチャネル(メール、LINE、SMS)を連携させる統合的な自動化を実現
 

この過程で、各ステップごとに小さなテストを繰り返し、問題点を見つけては修正していきました。完璧を目指すのではなく、少しずつ改善していく姿勢が大切です。

とはいえ、そんなに複雑なことをしているわけではありません。大切なのは、お客様のニーズに合わせて、適切なタイミングで適切な情報を届けることです。

5. 自動化の基礎知識を押さえる

最後に強調したいのは、自動化の基礎知識を押さえることの重要性です。自動化の仕組みを理解することで、より効果的なフローを設計できるようになります。

基本的な概念として押さえておくべきポイント
  • トリガーとアクション
    何かのイベント(トリガー)が発生したら、特定の動作(アクション)を実行する
  • 条件分岐
    特定の条件に基づいて、異なるアクションを実行する
  • タグ・ラベル
    ユーザーの行動や属性に基づいて、分類や管理を行う

これらの基礎を理解することで、自動化の可能性が大きく広がります。

現在の自動化の実例

私が現在実際に行っている自動化の例をいくつか紹介します。

1. リード獲得からセールスまでの自動化

  • ランディングページでメールアドレスとライン登録を促す
  • LINE登録していない方に自動で登録を促すメッセージを送信
  • 登録完了後、5日間のステップメールを配信
  • メール内のリンククリック履歴に基づいて、興味のある方には特別な案内を送信
  • 特別な案内ページは期間限定で閲覧可能。動画を一定時間見た方にだけセールス情報を表示させる。

2. セミナー参加者のフォローアップ自動化

  • セミナー申し込み後、自動で参加案内とリマインドメールを送信
  • セミナー終了後、参加者のみにフォローアップコンテンツを自動配信
  • 欠席者には録画視聴のリンクを自動送信

3. 会員サイトとの連携・自動化

  • 決済完了後、自動で会員サイトへのログイン情報を送信
  • 会員の利用状況に応じて、自動でサポートメールやおすすめコンテンツを送信

4. データ統合と可視化

  • UTAGEで申し込んだ人のデータを、自動で別のデータベースツールに連携
  • 各顧客に紐づいたマーケティング数値(LTV、コンバージョン率など)を自動計算
  • これらのデータをリアルタイムでダッシュボードに表示し、ビジネスの状況を一目で把握

5. 外注管理の自動化フロー

  • 外注さん専用シートを作成
  • シート上でステータスを変更するだけで、自動的に外注さんへ依頼メールが送信
  • 納品期限が近づくと、自動でリマインドメールを送信

これらの自動化により、私の時間が大幅に節約され、より多くのお客様に質の高いサービスを提供できるようになりました。また、データに基づいた迅速な意思決定が可能になり、ビジネス全体の効率と効果が大きく向上しています。

ただし、これらの自動化を一度に導入したわけではありません。最初は基本的な自動化から始め、徐々に複雑なものを追加していきました。

また、常に人間の目で確認し、必要に応じて調整を行っています。自動化はあくまでツールであり、最終的には人間の判断が重要だということを忘れないようにしています。

まとめ

マーケティングの自動化は、ビジネスの効率化と成長に大きく貢献します。ただし、自動化を進める際には、以下の5つのポイントを押さえることが重要です。

  1. 自動化すべきことと人間がすべきことを見極める
  2. 段階的に自動化を進める
  3. 柔軟な思考で自動化を設計する
  4. 小さくテストを繰り返す
  5. 自動化の基礎知識を押さえる
 

これらのポイントを意識しながら、少しずつ自動化を進めていけば、必ず成果が出るはずです。

皆さんも、まずは小さな自動化から始めてみませんか?例えば、簡単なステップメールの設定から始めるのがおすすめです。きっと、新しい可能性が見えてくるはずです。

自動化に取り組む中で何か質問があれば、いつでもお聞きします。一緒に、もっと効果的なマーケティングを目指しましょう!

目次

上部へスクロール