講座が売れない…？小分け販売で売上アップ！オンライン講師のための新戦略

こんにちは、舟まゆです😀

今日は、オンラインで講座やコンサルティングサービスを販売している皆さんに、とてもワクワクするお話をしたいと思います。

この方法は今既に講座をお持ちの方向けの方法で、ちょっと売り方を工夫するだけで、売り上げがぐっと伸びる可能性がある販売方法です。新しい講座をイチから作る必要はありません。

売り上げアップに悩んでいる方はぜひご覧下さい。

講座を小分けで販売する方法とは？

この販売方法のポイントは、1つの大きな講座を小分けにして売ることです。

例えば、今まで1つのパッケージとして販売していた講座を、小分けして小さな講座として販売できるようにするんです。

具体的に見ていきましょう。

1. 講座内容を見直す

まずは、今ある講座の内容を見直してみましょう。例えば、4回シリーズの講座があるとします。各回が単独でも価値があるように内容を整理します。

例えば、このような感じです。

元の講座名：「副業から始めるオンライン起業講座」

これを小分けにすると、こんな感じになります。

第1回：お客様の心をつかむ！集客の基本テクニック
第2回：インスタ・Twitter集客のコツ
第3回：成約率アップ！お客様の「買いたい」を引き出す方法
第4回：また来たい！と思わせるリピーター獲得術

このように、元々1つのパッケージだった講座を、それぞれ独立した価値を持つ小分けの講座に分割することで、お客様が自分のニーズに合わせて選びやすくなります。

別の例を挙げると、

元の講座名：「完全攻略！Webマーケティングマスター講座」

これを小分けにすると、

第1回：Webサイトの基礎から始めるSEO対策
第2回：SNSマーケティングで見込み客を増やす
第3回：メールマーケティングで顧客との関係を深める
第4回：アクセス解析とコンバージョン率改善の実践テクニック

各回のタイトルを見ただけで「受けてみたい！」と思えるような内容にするのがコツです。

2. 価格の決め方

次に、価格設定を考えましょう。これが重要なポイントになります。

例えば、こんな感じで設定してみます。

4回セットで：10万円
各回バラ売り：3万円
おまけ教材（例：実践ワークブック）：2万円

こうすると、全部まとめて買うとお得だけど、1回だけでも気軽に試せる感じになりますね。

3. 4週間の販売スケジュール

実際の販売は、4週間かけて行います。こんな感じでスケジュールを立ててみます。

1週目：セット全体を売り出す

月曜日：4回セット（10万円）の案内メールを送る
水曜日：セットを買うとついてくる特典の紹介をする
金曜日：早く申し込むと9万5000円！という割引案内をする

2週目：第1回を単独で売り出す

月曜日：第1回（3万円）の案内メールを送る
水曜日：第1回を受けた人の感想を紹介する
金曜日：第1回＋おまけ教材のセット（4万5000円）を提案する

3週目：第2回を単独で売り出す

月曜日：第2回（3万円）の案内メールを送る
水曜日：SNS集客で成功した人の体験談を紹介する
金曜日：第1回・第2回セット（5万5000円）の提案をする

4週目：おまけ教材をメインに売り出す

月曜日：おまけ教材（2万円→3万円に値上げ）の案内をする
水曜日：おまけ教材を使って成功した人の話を紹介する
金曜日：全部セット（4回分＋おまけ教材で12万円）の最終案内をする

4. お客様との上手なコミュニケーション

4週間ずっとただ「買ってください」というだけじゃセールスを受ける側もうんざりしてしまいます。そこで、以下のような情報も一緒に提供していくことで、見込客にワクワク感を提供しながら、セールスをすることができます。

アイディア1.各回のテーマに関する無料ミニ講座（5分程度の動画）

例：「SNS集客の3つのコツ」という短い動画を作る

アイディア2.受講者の成功体験

例：「Aさんは、この講座を受けて売上が30%アップしました！」

アイディア3.よくある質問とその答え

例：Q.「SNSの更新頻度はどのくらいがいいですか？」

A.「最初は週3回くらいから始めるのがおすすめです」

アイディア4. 講座の一部を試せる無料お試しコンテンツ

例：第1回の最初の15分を無料で見られるようにする

こういった発信を通じて、見込客に「この講座を受けると、こんないいことがある！」とイメージしてもらいます。

実践の5ステップ：今すぐ始められる方法

それでは、実際にこの方法を始める手順を、ステップバイステップで見ていきましょう。

ステップ1：講座の内容を見直して整理する（2-3日）

今ある講座の内容を全部書き出してみる
それぞれの内容を、独立した価値のあるものにできないか考える
各回のタイトルと内容を決める
必要があれば、内容を少し調整する

ステップ2：価格を決める（1日）

今の講座の価格を確認する
バラ売りの価格を決める（全体の3分の1くらいがいいかも）
おまけ教材の価格を決める
セット価格を決める（バラで買うより少しお得になるように）

ステップ3：4週間の販売計画を立てる（1日）

カレンダーを用意する
各週の月・水・金に何をするか書き込む
どんな内容のメールを送るか、簡単に箇条書きする

ステップ4：メールの文章と提供する情報を用意する（1週間）

4週間分のメールの文章を書く（1日2-3通くらい）
無料ミニ講座の内容を考えて、動画を撮る
受講者の声を集める（今までの受講生に聞いてみるのもOK）
よくある質問とその答えを10個くらい用意する
無料お試しコンテンツを作る

ステップ5：申し込みページを作り、支払い方法を設定し、テスト配信する（4-5日）

申し込みページを作る（簡単なものでOK）
支払い方法を設定する（クレジットカードや銀行振込など）
テストメールを自分に送ってみる
友達や家族に見てもらい、分かりにくいところがないか確認する

全部で2週間くらいあれば、準備できそうですね。コンテンツ作成やコピーライティング、システム構築が慣れている方は数日でできると思います。AIを活用することもおすすめですよ！

この手法のメリットと気をつけるべきポイント

メリット

1. お客様の予算や関心に合わせて、買いやすい形で提供できる

→ 全部は買えないけど、1回だけなら買えるという人も取り込める！

2. 少しずつ商品を試してもらい、徐々にお客様との関係を深められる

→ 1回買ってくれた人に、次はこんなのもありますよ、と提案しやすい

3. 同じ内容でも、違う切り口で何度も宣伝できる

→ 「SNS集客編だけ欲しい」という人にピンポイントでアピールできる

4. 今あるコンテンツを、形を変えて何度も使い回せる

→ 新しいものを作る手間が省ける

気をつけるべきポイント

1. 商品の種類を増やしすぎて、お客様を混乱させない

→ 最初は4回分＋おまけ教材くらいにとどめておく

2. メールやSNSの投稿頻度を適度に保ち、うっとうしがられない

→ 1日1回までにする。内容のあるものを心がける

3. バラ売りの合計額が、セット価格を超えないよう注意する

→ セットのほうがお得だと感じてもらえるようにする

よくある質問と答え

Q1. 今ある講座が2回シリーズなんですが、この方法は使えますか？

A1. はい、使えます！2回でも十分です。各回の内容をより充実させて、おまけ教材を工夫するといいでしょう。

Q2. メールを書くのが苦手です。どうすればいいですか？

A2. 簡単なテンプレートを使うのがおすすめです。

例えば、

1. 挨拶

2. 今日お伝えしたいこと

3. それがお客様にとってどんないいことがあるか

4. 行動を促す言葉（例：詳しくはこちらをクリック）

という流れで書いてみてください。

Q3. 値段の設定に迷います。どう決めればいいですか？

A3. まずは、今の講座の価格の3分の1をバラ売りの価格にしてみてください。そして、全部セットだと少しお得になるよう設定します。様子を見て、後から調整するのもOKです。

Q4. SNSでの宣伝はどうすればいいですか？

A4. メールと同じ内容を、より短く書いてSNSに投稿するといいでしょう。写真や短い動画をつけると、より注目を集められます。

Q5. この方法を始めたら、今までのお客様に怒られませんか？

A5. 心配なら、既存のお客様には特別割引を提供するのもいいですね。「いつもありがとうございます。今回、講座の形を変更しました。感謝の気持ちを込めて、特別価格でご案内します」といった感じで。

まとめ

いかがでしたか？この小分け販売方法は、今ある講座を工夫して使いながら、売り上げをぐっと伸ばせる可能性のある方法です。特に、以下のような方におすすめです。

複数回にわたる講座やコースを持っている方
今の売り上げをもうひと押ししたい方
新しい客層を開拓したい方
時間をかけずに商品のバリエーションを増やしたい方

ぜひ、自分の商品やサービスでこの方法を試してみてください。新しい可能性が見えてくるかもしれません。最初は小さく始めて、少しずつ大きくしていくのがいいと思います。

例えば、最初の1週間は自分のメルマガ登録者だけに案内を送ってみる。反応を見て、うまくいきそうだったら、SNSでも宣伝してみる。そんな風に、少しずつ範囲を広げていけばいいんです。

売り上げアップに悩んでいる方は、今一度自分の商品を見直してみてくださいね。今あるもので、こんなに大きな変化が起こせる可能性があるんです。参考になれば幸いです😊